その広告0点!効果のある広告を作ろう

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とあるデザイナー同士の話。

デザイナーA「このDM自信作なんですけど、めっちゃよくないですか?」

先輩デザーナーB「うーん。0点!」

デザイナーA「……(泣)」

このデザイナーのAとは私のこと。

お恥ずかしい話、先輩デザイナーさんに言われました…

自信作だったんですが、確かにそのデザインからお客さんに何を伝えたいのかわからなかった。

だから0点とそっと一言。

もう何年も前の話ですよ(笑)

確かに、見た目にこだわりすぎてしまったなと深く反省したことを、今でも鮮明に覚えています。

とはいえ今回お伝えしたいのは、デザインの作り方とか基礎ではありません。

もしかしたら、あなたがうまく広告を活用できていないのは、この0点の恐怖があるからかもしれもしれないと思い、恥を忍んで筆をとりました。。

集客で悩んでいる人ほど、広告を使っていない

・自分のビジネスに広告は使えない

・効果があるか分からないものにお金を使えない

これが広告を使わない2大理由です。

そもそも広告が使えないビジネスは、どれだけ考えても思いつきません。

どんなビジネスでも広告を活用して売上を増やすことはできます。

そしてもう一つ、効果がわかっている広告なんてあったとしたら、ビジネスがうまくいっていない人はいないわけで…

大切なことは、あなたのビジネスに合わせて、効果のあるものを自分で作るしかないんです。

広告を活用しない悪循環

広告を使わないメリットといえば「お金が減らない」ということぐらいでしょうか。

その反面、デメリットは非常にたくさんあります。

あなたの商品を知ってもらう場が少ない

 ↓

どれだけいい商品でも知っている人がいなければ、あなたの商品が売れるはずがない

 ↓

売れない人に限って、商品のせいにして商品のブラッシュアップばっかりしてしまう

商品はどんどんいいものになっていくのに、売上は伴わないという悪循環のスタートです。

そして不思議なことに、広告を活用していない経営者さんに商品が売れないのはなぜですか?と聞くと

「認知度が足りない」って言われるんですよね…

えっ?

じゃあ商品を認知させなきゃ…

という話の繰り返しです。

結局のところ、効果がわからないものにお金ををかけたくないんですよね。

というよりも、お金を使って回収できないのが怖いというのが正解でしょうか。

あなたのビジネスにあった広告費の使い方

広告はあなたのビジネスに合わせて、あなたが作るしかありません。

同業の違う商品が成功した広告をパクったとしても、それがあなたのビジネスに合うかはわかりません。

なぜなら、その同業とあなたがやっていることが根本的に同じなわけではないからですね。

反応がわからないから使えない広告費をどのように投資するか?

結論を言ってしまえば、広告の効果を高めるにはテストの繰り返しをするしかありません。

冒頭の0点の広告をいかに100点に近づていけるかどうかです。

広告を使う場合の鉄則はこの2点です。

①小さい予算でテストを繰り返す

②反応が読めるようになったら、広告費を増やす

①小さい予算でテストを繰り返す

これはA/Bテストと言われるものです。

2種類の広告を用意して、どちらの広告の反応がいいかをテストするものです。

分かりやすくするために、広告の構成を以下のように分けたとします。

 ・タイトル

 ・商品説明

 ・オファー(値引き価格の提示など)

 ・店舗情報

ABテストは、全く違う広告を2種類作るのではありません。

どの要素がターゲットに響くかをテストするものなので、部分部分を変えてテストをします。 

なぜなら、前面が違う広告では、その広告のどの部分が原因で反応がわるいのかわからないから。

下の図のように、タイトルなど一部を変えた二つのパターンで作ります。

そして条件をそろえるため二つの広告を同時に実施します。

反応率が良かった方をベースとして、次に商品説明の部分をAとBに分けて作ります。

そうすれば、反応のいい要素のものを組み合わせて広告物自体がブラッシュアップされていきますよね。

このようにあなたのビジネスに合った広告紙面を作ります。

ただしこのA/Bテストは一回やったから終わりではありません。

常にA/Bテストを実施してよりいいものに仕上げていく必要があります。

②反応が読めるようになったら、広告費を増やす

とはいえ、初めての広告では反応が0件なんていうのはザラにあります。

なのであたなに必要なことは、小さな予算から始める。

ということです。

そして反応が良くなってきたら広告費を大きく使います。

例えば、フェイスブック広告やFAXDMは比較的少ない予算で始めることができます。

そこで反応が良い広告を作るためのテストをしていきましょう。

そして反応率が上がってきたら、折込チラシやDMなど単価の高い広告展開を考えてください。

もうひとつ最大のポイントは「増えた利益を広告費に使う」ことです。

利益が増えたからと言って飲みに言ってはいけませんよ(笑)

その増えた利益を広告に再投資してください。

飲みに行ってもあなたの商品の認知度は上がりません。

100円でも広告費として使うことで、商品の露出が増えれば売上が増える可能性が高くなるのは、単純なお話しですよね。

さて、あなたのビジネスに合わせた広告活用もやるかやらないかはあなた次第です。

あなたのビジネスの成功を加速したいなら、ぜひ広告は検討してみてくださいね。

PS

そもそも広告は反応率が高いものではないということは理解しておくことが必要です。

それを理解した上で、広告費を回収するビジネスにしていかないといけません。

そのためには顧客リストを獲得してリピートの強化をすることも忘れずに行ってください。

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