・せっかくお金をかけてチラシを作ったのに思ったよりも集客できなかった。
・反応があるかわからないチラシにお金をかけたくない。
・もったいないからとあれもこれも盛り込んで商品カタログみたいなチラシになってしまった。
同じお金をかけるなら、たくさんのことを伝えてたくさん集客したい。
こう思うのは当然でしょう。
チラシ作りのポイントを理解することで集客数を増やすことができたとしたら…
あれもこれも掲載しない方が集客できるチラシになることを知っていたとしたら…
広告の中でも集客力の高いチラシに、お金をかけることができるようになることで、あなたのビジネスは一気に成長することができるでしょう。
というわけで、あなたがチラシ作りで悩まなくなるためのポイントをまとめました。
チラシ作りで抑えるべき5つのポイント
①ターゲットが明確
②目を引くタイトル
③何をしてくれるものかが明確
④希少性と限定性
⑤どうして欲しいのかが明確
が抑えておきたい5つのポイント!
では、ひつつずつ解説していきましょう。
①ターゲットが明確
ターゲットをしっかりと絞り込むことで、伝えるべきことが明確になります。
あなたが釣具店の店主だとしましょう。
ターゲットが明確ではない場合、どうやって釣竿を販売するでしょうか?
多くの方が買ってもらえるなら誰でもという考え方をしてしまっています。
そうなると価格勝負のような発想になり、値引きがメインのチラシになりがちです。
しかし、ターゲットを「釣りデビューしたい親子」としたらいかがでしょうか?
お客で楽しむ釣り竿セットのようなセット商品を作ることもできますよね。
このように、あなたの商品は誰が使うものなのか?という視点が大切です。
②目を引くタイトル
このチラシは私のためのチラシだと思わせること。
人がチラシを見て必要なものか不要なものかを判断する時間はわずか0.3秒と言われています。
わずか0.3秒で必要なものと判断してもらうためのものが「タイトル」です。
このタイトルを作る為にも、ターゲットははっきりしているかどうかが非常に大切になります。
先ほどの釣具屋の例で考えてみましょう。
ターゲットが明確でないと、
・決算フェア
・お買い得セール
など、ありきたりなものになりがちです。
ターゲットが「釣りデビューしたい親子」になると、
・お子様と一緒に出かけるならコレ!
・あなたの疲れを取るのはお子様の笑顔です!
など、お子様を持つ親の気持ちを考えれば、心に響くタイトルを作ることができますよね。
③何をしてくれるものかが明確
あなたの商品が何をしてくれるのかが大切になります。
これもターゲットが明確でなければ、伝えることができません。
「釣りデビューしたい親子」にむけて、親子釣りセットを販売するとしましょう。
そのセットはどのような未来を提供できますか?
わかりやすいところで言えば、親子の笑顔ですよね。
言葉で伝えるのが難しければ、魚を釣っている笑顔の親子の写真など、イメージで伝えることもできます。
あなたの商品は利用してくれる人に、何をもたらしてあげることができますか?
あなたのお店に行くとどんな気持ちで帰ることができるのでしょうか?
④希少性と限定性
ずっと同じ条件で販売されるものは売れなくなってしまいます。
なので、希少性と限定性をつけることで「今、買わなければ」と思ってもらうことが必要です。
親子釣りセットなら、
・50セット限定
・3日間限定
・先着30名様に店主が見つけた穴場の釣りスポットマップ付き
など、なんらかの「今、買うべき理由」を作りましょう。
気をつけないといけないのは、期間に限定を設ける場合。
正当な理由がなければ、お客さんは反応してくれません。
なぜその期間なのかを明確にしましょう。
例えば、「店主に子どもが生まれた記念」という限定性などですね。
⑤何をして欲しいのかが明確
意外と大切なポイントですが明確になっていないチラシが多いですね。
・電話で注文して欲しい
・ハガキで注文して欲しい
・ネットで注文してほしい
・来店してほしい
など、どんな行動をとって欲しいかを明確に記載することです。
せっかく興味をもってもらったのに、どこで買えばいいかわからなかったり、注文方法がネットしかないから注文できないというのは本当にもったいないです。
通販で購入する商品や問い合わせを求めるチラシなら、電話もハガキもQRコードも大きく明確に記載しましょう。
いまどきハガキ?と思われるかもしれませんが、ハガキでのもう申し込みは今でも多いんですよ。
お客さんがどこから問い合わせしてくれるかの統計を取って、不要だと思うものは削除してもかまいませんが、あなたの感覚でいるいらないを決めるのはやめましょう。
あなたのお店へ来店してもらうことが目的なら、地図を大きくわかりやすく記載しましょう。
どこにお店があるかわからないから、来店してもらえなかったというのももったいないですよね。
あなたのチラシを見たときに「何をしてほしいのか」明確に記載することが重要なポイントになります。
行動をしてもらうには、会社の情報やお店の情報もわかりやすく記載しましょう。
見る側の立場に立って、わかりやすく記載することが大切です。
チラシの費用を無駄にしたくないと思ったら。
+αで覚えておいて欲しいことがあります。
それは1つのゴールしか設置しないということ。
せっかくコストをかけるのだから、あれもこれもと情報を満載にしてしまい何が言いたいのかわらないチラシを作っていませんか?
決めたターゲットに向けて、一つのメッセージを明確に伝えたほうがチラシの反応っていいんですよね。
そして、理解して欲しいのはあくまでもお客さんを集めて、顧客リストを獲得するためのツールであるということ。
もちろんその場の売り上げも大切です。
とは言え、毎回、新規集客で売上をつくるのは非常に大変ではないですか?
チラシで集めたお客さんにから顧客リストを獲得する。
そのリストにアプローチすることでリピート購入してもらう。
この流れを作ることができれば、集客コストを下げて利益を増やすビジネスにしていくことができますよ。
特に来店型のビジネスでは、顧客リストを獲得して再来店してもらう仕組みまで考えてチラシに取り組みましょう。
PS.
お気付きかもしれませんが、このチェクポイントはチラシ以外の全ての広告物に使えます。