あなたのビジネスを成長させるために、知っておくべきことがあります。
もし今あなたが、
・うまく集客ができない
・お客さんからの電話で毎日バタバタしている
・なぜかクレームが多い
と感じたことがあれば、あなたはもっとお客さんに恋をしましょう。
ビジネスに欠かせないもの
あなたの商品はどんなお客さんがターゲットですか?
ターゲットを決めずにビジネスをしている経営者さんって多いですよね。
決めていたとしてもざっくり思っているだけだったり。
しかしながら、ターゲットをしっかり設定しないことで、あなたの商品がうまく販売できないという問題を引き起こしていることがよくあります。
そもそも集客ができなかったり、クレームの多いお客さんを自ら集めてしまっていたりするんです。
極端に言ってしまえば、バイク屋さんなのに車を買いたいと思っている人にアプローチをしていたり…
そんなことあるわけない!と思いますよね?
意外と自分で気がついていないだけで、知らない間にあなたもそうしてしまっているかも知れませんよ。
では、ターゲットはどのように考えたらいいのでしょうか。
顧客に恋をしよう
これは私の先生がお話ししていること。
お店に来てさえしてくれれば、商品を買ってくれるならターゲットは誰でもいいと言われる経営者さんが結構いるんですよね。
これがバイク屋さんなのに車を買いたいと思っている人、にアプローチしてしまう大きな原因の一つです。
本当はターゲットをしっかり決めることで、ビジネスが一気に加速させることもできるのに…
そのためにはターゲットのことを理解できるまで知らないといけないんです。
それを分かりやすくしたのが、「顧客に恋をする」という表現です。
あなたも誰かに恋をしたときは、その人のことをもっともっと知りたいと思いますよね?
ビジネスでも同じです。
では、顧客に恋をするとどんなメリットがあるのか、2つの視点からみてみましょう。
①集客がしやすくなる
もしあなたの商品のターゲットが日本国民全員だとしたら、どのようにあなたの商品を知ってもらいますか?
新聞広告を使ったり、TVを使ったり大手企業が取り組むような販促をかけなければいけなくなります。
これは莫大な費用がかかるため、スモールビジネスの経営者のあなたにはちょっと負担がおおきいですよね?
さらに言うと、お客さんのことがわからないと広告のメッセージを決めることもできないんです。
例えば「女性にあげるプレゼントを買ってきてください」と言われても、何を買っていいのか迷いませんか?
お母さんなのか恋人なのか奥様なのか、はたまた会ったばかりの友達なのか…
相手によってあげるものって変わりますよね?
これが「母の日のプレゼントを買ってきてください」とか「奥様の誕生日のプレゼントを買ってきてください」だとハードルは大きく下がりますよね。
お母さんや自分の奥様の場合、どんなものが好きでどんなものを欲しがっているかをある程度理解しているからです。
このように相手のことを知っているのと知らないのとでは、あなた自身が取れる行動が大きく変わります。
・相手がいつもどんな雑誌を読んでいるのか?
・相手がよく行く場所はどこか?
・相手が興味があることは何か?
などなど
もしこれを知っていたとしたら、相手にアプローチしやすくなると思いませんか?
・相手が読んでいる雑誌に広告を出す
・相手がよく行く場所でチラシを配る
・相手が興味あるものと自分のビジネスを絡めることができないか考える
このように相手のことを知ることで、広告を出す場所やメッセージを作ることができるようになります。
あなたが広告費を使えない原因やせっかくの広告に効果がない一つに、顧客に恋をしていないのもあるかもしれませんね。
②クレームなどが減り対応コストが下がる
相手のことを知ることには、今どんなことで悩んでいて、どんな理想を実現したいのかも知らなければいけません。
クレームの大きな要因は、お客さんが実現したい理想をその商品が叶えられないことなんです。
例えば飲食店で早くお腹を満たしたい人と、ゆっくり提供される料理に対して満足感を味わいたい人はそもそも実現したい理想が違います。
それなのに来店してくれるなら誰でも、というターゲットになっているとどうなるでしょうか?
早くお腹を満たしたいのに料理の提供が遅ければ店員さんを呼びます。
ゆっくりと料理を楽しみたいのに、全ての料理がパッとでて味も大したことなければ、店員さんにひとこと言いたくなります。
もしこれが最初から自分のお店に合わせたターゲットを集めることができていたら…
あなたの価値観で提供したいものを理解してくれるお客さんを集めることができていたら…
クレームは減ると思いませんか?
先ほどの例で言えば、
・料理の提供が早くて満腹になるお店
・ゆっくりくつろいいで、ゆっくり味わっていただくため料理の提供はあえて遅いお店
ここまであなたのお店のことを明確に伝えていれば、ターゲット以外の方が来店してもその人は文句は言えないですよね。
このようにあなたの商品を理解した人が来店してくれれば、無駄なクレーム対応を減らすことができるんです。
対応コストの削減だけでなく、あなたやスタッフの余分なストレスも減らすことにもつながります。
そのためにはあなたの価値観をあなたのターゲットに伝えることが必要なんです。
お客さんのことをもっと知ろう
あなたの商品は、お客さんのどんな問題・課題を解決しますか?
お客さんのどんな理想を実現することができますか?
実は「あなたと価値観が合う」というのは客単価を上げる要因の一つにもなります。
さて、あなたのお店や商品のターゲットはどんな人ですか?
たまにはお客さんに恋してみませんか?